#9-33. Michelin Guide ☆: alkimiaで素敵な夕食を.. (1)

 久しぶりの更新となったわけだが..

 

 

 最近、また何かしら良かれ悪かれ様々な出来事が身近で起きブログに手をつけることができんかった。

 まぁ良いことも多くあったが、感じの悪いできごとも部分的にあったな..
 モチロン俺は静観しているだけなのでカンケーないことなんだけどよ。(笑)
 それでも全く関係ないというわけではなたったんで、
 ここ最近はこんな感じ(↓)の顔をしていることが多かったやもしれん。(笑)
             (;´∩`)

 

 ざっくり言うと、「人の育て方」と「人を育てる立場の人間の在り方」に関する考え方の相違で客観視させてもらいながら楽しませてもらったわけだ..

 昔を振り返ると.. 俺も「管理」に徹していたときがあったわけだ。
 このときは数字も伸び、成果もなかなかどうして.. って自分の才能に惚れ惚れして自分に酔っていた時期も確かにあった。(笑)

 でも、いまはちと違うんだよね。
 それによって得られるものと得られないものってのがあって.. まぁ、どっちを優先するかはその人(会社)の方針や状況によりけりなんだけどよ。(笑)

 
 まぁ若かりし甘ちゃんの時は強くそんな感じでソレをプライオリティの高いイチに置いていた時期もあったんだが、「人って言うのはよ、自ら成長していこうとする意思がないと維持どころか鈍化するんだよね..」。
 表現を変えると「俺は成長できる」んだけどよ、「俺以外のヤツは成長がしにくい」のさ。
 俺のように常に成長していなきゃ死んだも同然!って考えれるやつであれば、まぁどんな状況でもどんな会社でも成長し続けるんだろうが世の中そういう人間は確かに少ないようだ。(笑)
 
 ハナシは飛ぶが、論理的な思考抜きで感情的に突っ走るヤツは本当に上司に向かん!というか、人の上に立たせてはあかんよな。
 可哀想なくらいミジメ..
 そいつもそいつの組織もな。(笑)

 

 徹頭徹尾「管理」×3..
 不景気を利用して「人材の負の回転率があがるのを見越したカナシイ採用」..
 「採用」そして「退社」の回転率を上げることで得られる利点も経営者の立場からすると確かに多くあるんだが、それを確信犯的に繰り返すトコロはちと関わりたくないよな。(笑)
 多くの犠牲とモラルハザードの常態化によってあることを狙って行動しているヤツもいるということだ。

 ただよ、そこまでくると今話題のブラック企業の仲間入り確定じゃないか?

 そんなこんなをここ1~2週間ほど色々と静観させてもらっていたわけだ。
 正直俺には役立つことはまったくなかったが、傍から見ていてオモロイ経験をさせてもらった。

 「おつかれさん!」 ってトコか。(笑)

 

 組織における人材育成の根底というのは「上意下達の方法では’自ら学ぶ(自ら学ぼうとする)力は育たない!’」というのをまず理解せねばならんよな。
 やたらめったら「管理」すればえぇってコトでもない。
 
 正直、そんなに難しいことではないんだけどね!
 分からん人にはわからんようだ。(笑)
 それもまた一興..
 
 
 まぁ、おもしろいことに組織の最小単位でもある「家族/家庭」でも同じことがいえる。
 大人になっても大人になれていない情けないニンゲンも世の中多いしな。(笑)
 そんなヤツは巷で騒がせている「パトカーに乗ってSNSに公開しているバカなやつら」と同レベ..

 

 でもよ、ぴじょさんのブログで関係者が運良く一命をつなぎとめたってハナシもあったし..
 ニンゲンって皆がみんな強くないからな、そのさじ加減って言うか判断基準は難しいよな。
 
 学歴が高ければいいかって言うとそうでもないが、まぁ低すぎるよりはましかもしれん。
 最近そういうハナシも含め家庭の..
 躾の基準ってのに興味関心が沸くようになった。

 なんでだろうね?

 シゴトがら人を育てるビジネスに身を置いているんで、どうしても関心が集まってしまうのかもしれん。

 まだ俺には家族も家庭もないんだが、新居の購入を機にそういうことを考えるようになったんだろうか..

 でも、これだけは言えるよ。
 「感情的になった時点でなかなか解決にたどり着くのは難しい」って特にオモウ..
 「あえてそれを狙ってやってる」ニンゲンやクニもあるようだがな。(笑)
 (時には大噴火のように超感情的になって初めて解決!!ってコトも正直言うとあるけどね。)

 
 複雑な問題だな..
 (´・_・`)

 

 

 さて、バルセロナの素晴らしい体験もまだまだ沢山あるのだが、今後の展開も考慮し大胆に省略することに決めた。
 よって、今回以降..

  01. alkimiaでの素晴らしいディナー編(1)(2)
  02. Hotel出発+空港ラウンジ編
  03. Emitares SuiteClass (to Dubai)編

 という展開でまとめあげていこうと考えている。
 お付き合い下さい。

 

 

alkimia…

 

 ここalkimiaは、Juanさん作成のRestaurant ガイドの2番目に紹介されていたレストラン!
 創作スペイン料理のお店としてここBarcelonaではかな~り有名のようです。

 Jordi Vila(ジョルディー・ビラ)氏の手がけるレストランはミシュランの1☆を獲得していますが、味は2☆と断言してもよいのではないかとオモイマス。
 

 

 ここ数年、レストランは☆付しか食べてないんでなMichelinの様々な尺度が見えてきたよ。
 ここalkimiaで個人的に感じたのは、こじんまりとした雰囲気を持つalkimiaはAbacに続きドストライクに位置づけらたってことだ。

 Abacは豪華な側面が全面にでていましたが、Abacはさりげなく素晴らしさを滲ませてくる..
 そんな感じか..

 
 では、始めます。
 d( ̄  ̄)

 

 

 

 

 まずはアミューズから..

 サクサクっていうtexture[触感/歯ごたえ]からまず楽しんで下さい!って言っておったゾ!
 特に超カンドーっていうものではなかったが、店内の雰囲気がとてもよく、来て早々に「また来たいな!」って思わせる雰囲気があります。

 

 この他にもう2つありました。(↓)

 

 

 続けてもう1品..

 これ(↑)もそうなんですけど、目に入ってくる料理に深い温かみを感じます。
 とても素敵です。

 Homemade Bread(↓)が都度1つずつでてきます。
 スタッフは常に近くに居てくれ、私が食べ終えると笑顔で様々な種類のパンを用意してくれます。

 

 スタッフがこう言っていました。
 alkimiaのシェフが常に心がけているのは「カタルーニャらしさ」をどの料理にも取り入れること..

 
 さらにまっぷるにかかれていたことを付記すると..

 

 

 「カタルーニャ地方は’ヌエバ・コシーナ’と呼ばれる創作スペイン料理の潮流を作った場所。バルセロナでは進化し続けるスペイン料理を常に堪能することができる」そうです。

 d( ̄  ̄)

 続けて、興味をそそる1品がでてきました。 


[Spagetinis with sea assortment]

 皆さん、これ何か分かりますか?
 キュウリのスパゲッティーデス!(笑)

 キュウリをこのように調理し、出してきたのはここが初めてですね!
 キュウリに魚介のトッピングを加え、一味違ったコースの始まりです。

 

 次に.. 


[cod fish brandada with green beans]

 インゲンをメインにタラとオリーブオイル等をピューレしあえたもののようです。
 温かく緩い空気が流れる中で、このような1品を頂きます。

 

 


[picked oyster with pork cheek and spinach]

 皆さんの多くはどうなのかわかりませんが、「pork cheek(豚のほほ肉)」を使った料理は(あまり食べたことがないという印象が強く)珍しく感じました。
 海鮮/魚介が豊富にとれるここBarcelonaだからでしょうか.. 旅雑誌やネットを覗くと、alkimiaでは牡蠣を使った料理に定評があるようですね!
 ほほ肉単体ではなく、これを牡蠣と.. 
 そして、ほうれん草と一緒になんてオモシロイ組み合わせを考えるんだな、とオモイマシタ。(笑)

 

 

 この料理の世界というのは本当にオモシロイですね。
 もし、私が次に生まれ変わったなら、今の仕事ではなく料理の世界に飛び込んでみたいとつくづく感じます。

 様々な色彩をもつ自然界に備わった食材を用い、立体的に表現していく..
 目で楽しむだけでなく、舌や鼻.. 時に耳でも楽しむことができるよう考え計算つくされた料理..
 人に感動を与え、幸せだと思わせてしまうその一品一品には創り手の「思い」が沢山込められているのです。

 

 「あ~.. 素敵だなぁ」ってオモッテシマイマス。

 

 私が感じる食歴の1位2位のお店に行きたくなってしまいます..

 

 1位は京都のあるお店..
 2位はSingaporeのAndre..     デス..

  

 まだまだ素晴らしい料理は続きますが、今日はこの辺でおしまいじゃ。(笑)

 

 では、毎度のぐんない!
 ( ̄^ ̄)ゞ

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  1. LET
    2013 年 8 月 31 日 08:53 | #1

    Yuzo 様,こんにちは。

    今回は経験豊富な経営者のならではの視点からの興味深いお話をご紹介下さりありがとうございました。
    共感するところが多くありました。
    Yuzo さんの向上心も見習いたいと思います。

    躾についても書かれていらっしゃいましたね。
    私の友人で人格も素晴らしい方がいるのですが,
    彼は「親に怒られたことがない」と言っていました。
    ご両親は怒らずに諭していたようです。

    怒るというのは親が自分の感情をぶつけているということであって,
    叱るということとは違うのですよね。
    自分が子育てしていて実感したのですが,頭でわかっていても難しかったです。
    上司としても感情のコントロールを身につける必要がありますよね。

    さて,alkimia の記事についてもコメントさせていただきますね。
    グラスの上に載ったサラミみたいなメニューですが,お酒?の入ったグラスの中に何か浮いていますが,
    これは何なのでしょうか? とても興味を持ってしまいました(^_^;)

    キュウリのスパゲッティもとてもユニークですね。
    今回も芸術品のようなメニューのご紹介ありがとうございました。

  2. Yuzo
    2013 年 8 月 31 日 22:02 | #2

    LET様.. ( ̄^ ̄)ゞコンニチハ!

     偉そうに書き加えてみましたが、このような短文で状況/詳細も不明の状態では賛否両論も多いかと思います。個人的に意見としてザックリと好きなことを書き記してみました。(;^_^A
     ワタシは向上心と負けず嫌いなのは間違いなく、自分の成長を日々感じることを楽しみとしています。LETさんのお仕事とは全くことなる業種ですが、誰にも負けずに頑張れるよう些細な努力を積み重ねていこうかと考えています。

     躾についてですが、この世の中本当に複雑になりました。そのような中、怒らず諭し続けたというご両親は本当に素晴らしいですね。
     「諭す」ということを言葉に出すことは簡単ですが、諭すまでに要する「手間」「時間」そして「子を思う愛情」は並大抵のものでは到底できないはずです。自己の感情のコントロールは勿論、諭す相手の「器」「力量」に合わせた諭し方も深く理解された方ということなのでしょうね。
     「両親に一度も怒られたことはない」という一時のことではなく、人生の長い時間軸の尺度の中で実行し、それを現時点まで継続できているその現実から、LETさんのご友人の方は本当に素晴らしい方だと伝わってきました。

     そうそう、私の知っている素晴らしい方でLETさんも関わるひとといえば、Ritz HKのJuanさんです。
     写真を見ていただければスグに伝わったかと思いますけど、今年の年末の訪問では是非お楽しみいただきたいです。今年年が明けた頃にRitz HKに連絡をとり始めたわけですが、あれからもう半年以上月日が経過したわけですね。本当に時の流れは早く感じます。

     年内、やはり私は香港に訪問するという思いが達成できそうにありませんが、私の気持ちも一緒にお供させてください。是非、深く大きくお楽しみいただけると嬉しく思っています。
     香港のことでまた何かお困りのことがありましたら遠慮なくご連絡下さい。
     私のできることでしたら喜んでお手伝いさせて頂きますから。

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