#14-09. Cairo, Egyptに到着、そしてMena House Hotelへ..

Mena House Hotel Garden_51

 いよいよEgyptの地に降り立ったわけだ..

 

 

 

 ここからエジプトの治安・観光/Hotel情報等を随時upしていくが、2016年3月迄に収集した情報を個人的な解釈をもとに書き上げたものである故、今後Egyptに訪問を考えている人は参考程度にとどめていただき、各自渡航前にしっかりと情報を収集・整理の上各自で最終判断をお願いしたい。

 どこまで参考になるかわからないが、個人的にわかることであれば個人的な解釈の下で情報提供は可能だ。

 根本的には個人のささやかな自己満ブログであるが、誰かの役にたつのであればそれはそれで嬉しいしあるべき姿かもしれん。
 よろしくだ。

 

 

 まずは空港着陸後の駐機の様子から..

 悲しいことに飛行機はいつもの?沖止めとなり、ターミナル迄はバスで移動。
 バスで5分くらいかもうちっと時間を要したかもしれんが、バスに乗り込み建物内に踏み込むまで俺の心臓はバクバク。(笑)

 (とりあえずEgyptに到着したってだけで、無事帰れるかどうかは別の話だが..)このときはただ着いたという嬉しさのあまりに感動しっぱなし..
 (ρ_;)

 

 バスを降り、immigrationのボードの矢印に沿って進み、まずは入国審査から今回の記事は始まる。

 建物内には、(当然と言えば当然だが..) 「No! Photo」のサインも多く、入国審査を通過するまでは写真はなかなか難しそうに感じた。
 フランスのテロ、そしてロシアの飛行機がシナイ半島で爆破/墜落のこともあったからか、警備のスタッフもやはり多かった。

 順路に沿って進み、とうとう入国審査のところまでたどり着く。
 Amexの黒執事より受け取っていた情報では、ホテルスタッフはArrival Hallで待っていてくれるらしいので、On Arrival VISAの購入から入国審査、スタッフを探すところまでは自分で頑張らなあかんわけだ。

 そういう意味でも気合が入っていた。

 

 

 ところがだ..

 

 

 

 Immigrationの区画に踏み込んだとき、予期せぬことが..

 なんとImmigrationの区画に入る手前にGateみたいなところがあって、そこで俺の名前が書かれたボードをもった空港職員が待っていた。
 これは事前に手配はしていなかったし、聞かされていなかったので驚きだ。

LMO-L600Suite.2012_03-680x382[1]
[画像はイメージ(笑): 香港訪問の時のものを使った(↑)]

 

 いよいよ俺のネームバリューも国境を越えたか?(笑)

 と馬鹿なことを思いつつも恐らくはホテル側で手配をしてくれたんだろうと感謝。
 だって自分では手配してないもん。
 とはいえ、今回の滞在ではAmexを通じて手配した部屋はPremiere Pyramid View Room..
 確か40㎡程度のせっっまい部屋..
 金額もいつもの4分の1、5分の1程度の「ごめんなさい」価格のもの。(笑)

 それでもこうして空港内からのサービスを付けてくれたのには深く感謝だ。
 写真で紹介できないのは正直悲しいがな。

 まぁ、事実のことなんで上のイメージ画像で許してほしい。

 

 空港の職員に私が私であることを伝えると、まずは荷物を受け取ってくれ続けて入国手続きに向かう。
 真っ先に聞かれたのは、「VISAは事前にとってあるか?それともここで買うのか?」だった。
 今回の滞在は3泊4日であることから、On Arrival VISAを到着後購入することを考えていたと伝えると..

 「わかった。用意するから待っていてくれ!」..と

 とりあえず優先レーンではないと思うが、端?のところ迄案内され、暫し待つ..

 VISA(用印紙)の購入は入国手続きの箱内ででき、10m程度か?そのくらい離れたところに「みどりの窓口(多分銀行..)」みたいなところがあって職員はそこでもらってきてくれた。
 (※VASA用印紙にはUS$30要)
 他にも並んでいる人がいたが、空港職員(関係者)の特典なんだろうか?一切無視してソッコー戻ってきた。(笑)

 恐るべし!
 (;^_^A

 

 戻ってくると、今度は「離れないように、スグ後ろをついてくるように」と言われ、ここでもグイグイ!
 おぉ~、気分はえぇではないかという感じに浸らせてくれた。

 荷物とパスポートは預けてあるので何もすることはなかったが、入国手続きをほぼ素通り、次にSimを買いに行く。
 入国手続きに待っているとき、「Sim freeのiPhoneを持っているからトラベラー用のSimが買える場所にまずは案内してほしい」と告げオッケーをもらう。

 

 

 次にSimの購入に移るわけだが..
 笑えることに入国の手続きを済ませ、カウンターを過ぎ数歩歩くとSim売り場を真正面に発見。(↓)

Cairo International Airport_12

 他に何もないというか、隣りに「無くした・見っけた受付(Lost & Found)」があるだけのちっさなブースがポツンと。

 これならだれでも分かりますゾ。(笑)
 (;^_^A

 

 この位置だと写真は全く問題がないのですが、上の画像右の迷彩服っぽい恰好をした警備員が写真に写っていないだけで建物内うようよいた。
 ちなみにモザイクで顔が見えなくなっていますが結構ガン見されています。

 ただ気を付けなければいけませんが、私の場合はグイグイ職員が引っ張ってくれたので私は4人目でしたけれど、この小さなブースで一人ずつ対応していたので結構時間かかると思う。

 

Cairo International Airport_11

 この写真をみると、2列で並列処理しているんだろうな.. と思っただろうが、イチバン右のYシャツを着たヤツと赤いカーディガンみたいなのを来てるのはシゴトしてません。(笑)

 

 俺の前には3人いたんだけど、自分の番が回ってくるまで40~45分待たされたからな。
 あまりにも作業が遅くて、空港職員が半分キレかかってた。(笑)
 一応、アクティベートまですべてやってくれたから有難かったケド。

 
 そして、もうひとつ驚いたことがある。
 ここの区画(エリア)から出るときにも荷物検査をしていた。
 主に機内持ち込み用のボストンバッグを小まめにチェックしていた。
 ちゃんと中まで手を突っ込んで確認されていた人もいるくらいだ。

 でもおかしくね?
 入国審査/手続きを済ませてからだぞ。
 これに「も」驚かされたな。

 
 この荷物チェック(検査)を過ぎた場所に各ホテルのスタッフやお迎えが多くいたので、本来はここまでは自分一人でやらなあかんかったんだと思う。

 そして、この荷物検査のところでは、全ての入国者にX線の検査はしていなかったけど一応その設備はあった。
 ガチで荷物を確認しています。(まぁ、有難いことではありますが..)

 
 オモシロイことに俺の場合はここでも素通り。(笑)
 空港の職員が一人付くだけでここまで対応が違うの?と感心するレベル。

 すっげ~!と思いつつも、逆にあまりにも素通り過ぎてSecurityは大丈夫なの?と思うくらい余りにも簡単に、そして優先されて出れたことに驚いた。

 

 さて、ここから職員が言うには「駐車場でHotelのスタッフが待っているから、私はあなたをそこまで連れていく。そこでお別れだ..」と。

 ここから建物の外に出るのに100~200m歩いたが、途中至る所に警備員とX線検査の機会があるのには驚いた。
 やはりロシア機の爆弾テロの影響だろうな.. ISというかテロへの警戒は有難いことだがハンパない。

 

 

 さて、職員の後をついていくわけだが、歩くスピードが速い速い。
 写真を撮る暇もなかったくらい。

 かろうじて建物の外で撮れた1枚がコレだ。(↓)

Cairo International Airport_15

 Hotelの車はここから更に100m以上離れた場所..
 この写真を撮っただけで20m以上離されてしまった。そのくらい歩くのが速かった。
 (ρ_;)

 

 ホテルお迎えの車も悲しいことに撮れなかったのだが、Toyotaのカローラみたいのだった。
 色は黒..

 Macaoに入国し、Venetian Macaoまで送迎してくれた車のような感じだった。(↓)

The-Venetian-Macao_02-680x382[1]
[(イメージ図)この写真(↑)はベネチアンマカオの送迎の車]

 BenzやBMWでもな~し。
 (´-ω-`)はぁ~.. とため息が出てしまう感じ。
 デモ、一応車に傷はナシ。
 5☆ホテルだけあって、車はピカピカに磨き上げられていたのだが..

 

 運転手がクソやった。
 (▼▼)

 

 

 他にも具体的にいうと..
 これは運転手関係なしに、エジプト全体に言える文化というか風習というか..

 悪しき慣習だな、一言でいうとCrazy Traffic!に尽きる。(笑)

 

 片道3車線の道路に車線は一切無視の横に4台の車が常時並んで走行している。
 ひどい時は5台の車が並んで走行。(笑)
 Σ( ̄□ ̄;)ち~ん

 15秒に最低1度はクラクションが大きく鳴り響き、車と車の距離は30cm前後が普通..
 急ブレーキ急発進は当たり前で、(そもそも車線が成り立っているのかわからんが)強引な車線変更と割り込み..
 クラクション&パッシングに加え急接近急発進急ブレーキは当たり前..

 恐らくこの三要素を兼ね備えたドライバーがここEgyptでは優良ドライバーとなるのかもしれんな。
 到底理解はできんが..

 

 俺の真後ろの車が俺の乗っている車にクラクションを鳴らし続けると、このクソ運転手は急ブレーキで極めて冷静に対応。(笑)
 オイオイ、そもそもお前が割り込んできたから後ろの車が怒ってるんだろうが..

 

 例えるとするならば、「Dubaiのdesert safari」並みの揺れだな。(笑)
 荒い運転に弱い俺は、出発から10分でソッコー気持ち悪くなり、20分後にはゲロ袋を用意したくらいだ。
 まじでな。

 運転手は、ヘラヘラと「ここエジプトの交通には驚いただろ?これがここではフツーなんだよ」と言いやがった。
 (▼▼)クソ運転手が..

 

 仮にだ、それがエジプトの悪しき慣習・文化としてそれは100歩譲って認めてやってもよいだろう。
 でもよ、そうであっても(優良かどうかはわからんが)Hotelの客を乗せているんだからオマエが静かに運転すればイイダロ!
 と思うわけだ。

 

 更に、この3車線の道路に4~5台ひしめき合う車の列..
 その状態でタコメーターをみると時速50~60kmは出していたからな。
 Hotelの車は確かに傷・ヘコミは一切なかったが、周りの車はほぼすべて傷だらけの状態。(笑)

 まぁ、それが普通なんだろう..
 (´-ω-`)ふぅ~

 

 

 

 だがよ、その程度であれば温厚な俺も何もここまで書かんかったかと思う。
 だってなこのクソ運転手はよ、運転を初めて10分も経たずうちに色々と仕掛けてきおった。

 あまりにもムカついたんで車中での会話をすべてiPhoneで録音してやった。
 simも購入し、データ通信もできる状態なので、仮に何かあったとしてもiCloud上に保存されるからこれが証拠になるだろうからな。

 

 何があったのかというとな..

 まずソイツの自己紹介から始まって、エジプトは初めてか?とかどこから来た?東京か?とかまぁ色々と質問してくるわけだ。
 今回もHotelの迎えだし、そこらでtaxiをつかまえたわけでないからということで安心して情報を伝えていたのだが..

 それがまずかった。

 「ここは色々とあるし(=多分観光名所や問題を言っているんだと思う)、場所によっては治安も悪いから初めてのEgyptであれば滞在中は気を付けた方がイイゾ!」と細かなトコロでアドバイスをくれたわけだが、
 俺的には、「まずはオメーの運転を直せ!(▼▼)」と言いたい。

 次にコイツはよ、今日この後はどこかRestaurantに行く予定があるのか?
 あと翌日以降どこに行くのかと聞いてきた。
 しかも詳細に渡ってシツコイくらいにな..

 まぁ、俺も初めはMena House Hotelのスタッフだし大丈夫だろうと安心していたので色々と伝えたわけだが..
 ここまでクソとは思わんかった。

 とにかくコイツの言いたいことは、「俺はホテルの人間だから、個人ガイドを引き受けたい(=雇ってくれ)」ということらしい。
 会話の中で、今回の滞在中「ピラミッド」「考古学博物館」を訪れる予定だと伝えると..
 「じゃぁ、俺がガイドを引き受けてやる。俺はホテルの人間だから安心できるだろうし、様々な市場的な穴場もよく知っているし知人も沢山いるから紹介もできる。その上、お前の安全も俺が守ってやる」とコイツはぬかしおった。

 色々と日本滞在時に、今回からついてくれた最強の黒執事が詳細に渡って情報提供を含めたアドバイスくれていたんで早速役立ったわけだ。
 話を聞く中で真っ先に頭によぎったのが、「コイツは信用できん」だ。(笑)

 とりあえず、Pyramidと考古学博物館訪問はMena House Hotel内のMISR Travel(ミスルトラベルと読むらしい)のオフィスで到着後手続きしてほしいと言われていたが、余りにもコイツがうるさいので、「日本を出発する前にインターネットで申込と決済までしたから今回はごめんよ」と嘘ついた。

 

 そうしたら、「何か困ったことがあったら俺に連絡しろ。助けてやるぞ!携帯持ってるか?」と言ってきた。
 空港出たときに、Simの契約をしてきたので遅くなったということを言ってしまっていたのでこの点は困った。

 挙句の果てに、「今から俺の携帯から電話をかけるから番号を言ってくれ。登録をしておくから」というし、これに対し「契約したばかりで番号はわからん」と言えば、「携帯を貸してくれれば、俺が番号を入力する。貸してくれ」とまで言う始末..
 (▼▼)コイツマジウザイ..

 

 

 次に「インターネットで申込した金額は幾らだ?」と言うから、「2つの訪問で合計18000円程だ」というと..
 「俺なら半額でイイゾ。キャンセルしないか?」とまで言い出す始末..
 (▼▼)オイオイ、コイツ人の話聞いていたか?

 と不快指数更にup!(笑)
 頭にくることに、この(自分でも言う)Crazy Trafficの最中、今度は突然誰かに電話をし始めた。
 いやいや、お前がCrazy Driverだと言いたいね!

 まぁ、香港でもtaxiを利用しているときに家族や友達に平気で電話をするやつも多いので、まぁ(結果的にコイツが俺に話しかけなくなるのであれば)それはヨシにしてやるか..と思っていたら、突然後部座席を振り返った。

 

 んで、俺を見てヤツの携帯を私に渡そうとしてきたんだよ。

 

 「さぁ、電話に出てくれ」..と。

 

 エジプトについて1時間も経たずうちに如何にも波乱の幕開けのような感じだ。

 

 

 この続きはというと..

 

 

 

 

 次回の記事で。(笑)

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