#02-11. Landmark Mandarin Oriental ‘AMBER’でミシュラン2ツ星の味を堪能する(2)…


[ “The AMBER” at LandMark Mandarin Oriental Hong Kong]

前回いいところで終わることになったAMBERでのDinnerのハナシの続きだ。

‘ 料理長のお任せコース(8品) ‘を楽しませて頂くことになったのだが、AMBER全体の感想として、”味”だけでみればワタシは3つ星クラスでないかと思っている。

ミシュラン3つ星のレストランと比較してみても、なんら遜色ないはずだ。

 

では、なぜAMBERは2つ星となったのか…

 

ワタシが偉そうに語るところではないのだが(ワタシのブログと言うことで述べさせて頂くとするならば)、やはり店からの景色や店の雰囲気、演出等の総合的な判断なんだろうな、きっと。

ただ、前回写真でレストランを紹介させて頂いた通り、決して悪いわけではない。

 

同じ香港にあるミシュラン3つ星を獲得した”龍景軒(Rankinhin[ランキンヒン]と呼ばれているそうです)”は、”Four Seasons Hotel”に位置するため、夜はビクトリア・ハーバーの夜景を見ながらながら食事を楽しむことができる素晴らしい条件が整っている。

また、店内も誰でも気軽に利用できる雰囲気を持ちながらも、3つ星獲得のレストランとして誇ることのできる素晴らしいつくりとなっていた。

 

味は、フランス料理と中華料理という大きな違いはあれど、味は2つ星であるAMBERの方が上をいっていたようにワタシは判断をした。
まあ、それでも今まで食べたことのないようなレベルのものを出されたので、その点は素直に凄いことだと思う。

 

「百万ドルの夜景」と称される香港の夜景を楽しみながら優雅に食べれると言うだけで、確かに大きな価値となろう。

 

夜の8時からSymphony of Lights(シンフォニー・オブ・ライツ)が10分チョット行われるのだが、これは残念ながら正面で見ることができない。
まあ、それでも立地条件と店の雰囲気は最高だ。

こういうところが評価につながったように個人的に思うわけだ。

 

 

さぁ、お待ちかねのAMBERのDinnerを紹介したい。

 

 

Course Dinner: 「シェフのお任せ料理」…

 

[本日のコースのご紹介]
————————————————————————————————————————

====== シェフのお任せ料理(8コース) =====


Canapes & amuse bouches

アミューズとしてこれらのものが出された。
すべて小さくカワイらしいものばかりなのだが、もう1品目から爆発だ。(笑)

もう~、美味しいのなんのってスタートからぶっとんだ。

 

以前、Mo Barでのアフタヌーンティーを紹介し、素晴らしく美味かったと評したが、ヤバイよこれ…

上回っちゃったよ…

 

LMOのハナシを詳しくしたときに書いたのだが、LMOは立地条件の悪さをこういうサービスや部屋の機能性やクオリティー、Butlerサービスの質の高さ、そしてstaffのコミュニケーション能力の高さで正面から受け止めて、完璧に補った上でそれを上回っているよな。

すげ~よ。

 

LMOを紹介してくれたTeppeiさんにはホント感謝しなければいかん。
当ブログサイドバーのRispect Linkより是非彼のブログに跳んでみて欲しい。

ワタシとは比べ物にならないくらいの移動頻度と面白い滞在を紹介しているからな。

感謝感謝だ。

 

アミューズに戻るのだが、皆さん林檎飴って知ってるよな。

そう、お祭りの出店で売っているあの赤いヤツ。

 

似たようなのが出てきたんだよ。
それがコレ(↓)だ。

どう表現したらよいのかわからんが、しょっぱなからとにかく美味いのよ。
モチロン飴になっているわけでなく、”ぱくっ”て一口でいただくスイーツだった。

まぁ、こんな感じで始まったわけだ。

 
その他にも…

1品1品料理が出てくるわけだが、その際いろいろと紹介をしてくれる。
楽しみ方としての食べ方やどのように作られたのか…

例えば、上の左側写真(↑)で丸いヤツがあるだろ。
「日本酒を飲むときのお猪口みたいにそのまま口に持っていき、パクってたべてほしい。中身が熱いから気をつけてくださいね!」とMs. Vivian Li…

こんな感じで食べ方迄教えてくれた。
すべて基本は英語でやりとりしているので、若干ニュアンスが違うかもしれないが大きくそれていることはないと思う。

Ms. Vivianは、日本をとても好きな国として位置付けているらしく、本当に興味を持たなきゃしらないようなことまで幾つか会話をした。

 

ワタシは英語でのコミュニケーション能力を向上するために積極的に英語で。
Ms. Vivianは日本語を多く織り交ぜながら会話をした。

 

 

ここは日本じゃなく本当に香港なんだけどよ、マジで日本にいるかのような温かさを感じることがたっくさんあったんだよな。

 

べったりとというわけではなかったが、基本的に私のテーブルの近くにはいつも Mr. Thomasか Ms. Vivianが居てくれ、それ以外のAMBERスタッフも含め会話をしながら、楽しい食事をすることができた。

 

凄いよなぁ、LMO。

 

なんでここまでしてくれんのか、全然わかんないよ。

 

 

そうこうしているうちに、次の料理が運ばれてきた。

 


Sea urchin
in a lobster jell-O with cauliflower; caviar
crispy seaweed waffles

さて、次に出される料理の紹介の中で「いまからお出しします料理は、”Sea Urchin”を使った1品でございます。」と教えてもらったわけだが、

‘Sea urchin’ って何?

って思ってしまったわけよ、恥ずかしながら「し~あーちん???」って聞こえるし、海のseaが絡んでるんだろうとわかったフリをしたわけだが(笑)
ただ、いざ出されると、「ウニかぁ…(笑)」でした。(;´Д`A

 

「ここAMBERでは、これは更に自信をもって出している1品です。」と言ってくれました。

 

ウニ(+ウニソース)の上にはキャビアが…そして金箔が添えられ、デザイン的にも高い完成度だ。
(ただ写真で見ると、ちょっと変にみえるかも…)

かな~り以前の記事に記載したのだが、キャビアを食べるときは基本的に金属のスプーンを使わない。
なんといえばよいのかわからないが、キャビアに金属臭が移ってしまうからだそうだ。

じゃあ、どうやって食べるんだよ!

って思った方がいると思うので追記すると以下のようなスプーンを使って食べるわけだ。

 

簡単にいうと真珠コーティングされたスプーンを用いるのだ。
First Classで料理を楽しむときに、多くキャビアがつまみ?として出されることがあるのだが、その時もこういうスプーンを使うことが多い。

 

まぁ、でも美味しいよ…
(´ρ`)

90点越えがアミューズから確信だからな。

 

まあ、香港でウニを食べさせてもらうことになるとは思わんかったが、美味しく頂くことができました。
有り難うございます。m(__)m

 

 

そして、この辺で口直しってわけじゃないけど、変わった煎餅を出してくれた。

Ms. Vivianが”センベイ”って言ったから…「えっ?お煎餅??」って思ったけど、確かに煎餅だった。(笑)

 

海苔となんかの煎餅って言ってた。

すいません、忘れちゃいました。
Σ( ̄□ ̄;)ガ~ン

 

そうこうしているうちに、次の1品が出ようとしています。

 

 

 


Tasmanian salmon
confit & smoked
avocado, horseradish & granny smith apple

この料理にもひと仕掛けしてあった。

お皿中央に、ドーム上のガラスでつくられたもので渾身の1品が隠されているわけだが、このガラスの中には煙が充満していて、食べる直前までスモークされてんのよ。

 

料理が目の前に出されて、さぁいざ食べるゾ!!ってときにMs. Vivianが外してくれるわけね。
充填された煙が外に溢れ出し、こういった演出と共に目だけでなく、更に鼻でも楽しめるってわけだ。

 

ガラスを取り除いたのがこちら(↓)…

Tasmanian Salmon美味しかったなぁ。
(´ρ`)

っつうか、全部美味しいんだけどね!(笑)

 

確かにミシュランの格付けは凄いよな、よくここまで調査してるよ。
と感心してしまう。

 

 


Cuttlefish
seared with ‘cul noir’ lardo, hazelnut
royal palm hearts & home preserved black winter truffles

烏賊の料理ってコトです。

はい、ご馳走さまでした。
もう文句なんて言えません。

 

こんな感じの料理でした。

 

 


Langoustine
with langoustine custard, iberian pork floss
puree of garden peas & cevennes onion emulsion

烏賊の次はエビです。

実は、本当に美味しかったのでどういう風に調理してるのか簡単でいいから教えてほしいとお願いしたのですが、「AMBERの料理総てが極秘で一切お教えすることができないんです」と返事が返ってきました。

より詳しくどのようなものかをお伝えできればと思いましたが、ダメのようです。
(;^_^A

 

残念ですね!

 

 

さて、いよいよメインディッシュ…


‘David blackmore’ wagyu beef
sirloin ms 9+; oven roasted, puree of 24-hour caramelized shallots
‘cocote’ of braised short ribs with button mushrooms & croutons

前回のブログトップ画像に使ったワギュー・ビーフ。

ワギュー=和牛です。(笑)

 

これに加え、スープもついていました。

 

 

 

メインディッシュが終わると、締めに流れていきます。

幾らかのチーズの中からお好みのものを4種選択できるそうです。


French farmer cheeses
matured by bernard antony

これだけある中から、好きなものを4種選べるというのは面白いですね!
チーズは大好きなので、スコシ多めに頂きました。
本当は、ワインなんてあるともっと良かったのかもしれませんが、何分下戸で…
(;´Д`A

 

もうすぐ始まるBig Vacationではご存知の通り「Emitares Airbus A380-800 Private Suite Classでの旅」となるので、そこでたっぷりとドンペリだワインだ浴びるように飲んでみよう。

ただな、ほんのチョット酒を飲んでも真っ赤になるオレなんだが、気圧の低い高度10,000mで酒でも飲んだら一気に回ってしまうに違いない。

 

今のうちからスコシずつ訓練でもしておくか。(笑)

 

最終的に、ワタシが選んだチーズはこれ(↓)

ワインは飲まないくせに、チーズはよく食べるんだよな。(笑)
オレ…

 

 


Malaga wild strawberries
mascarpone semi freddo
liquor ‘fraise des bois’ tipsy cake

さぁ、そろそろ締めに入るころかと想像させるスイーツが出てきた。
それにしてもAMBERは料理もそうだが、スイーツもめちゃくちゃうまいな。

1品1品がとても手が込んでいるのよ。

 

さて、別の角度からパシャリ!!!

いや~、この言いたい放題ワガママブログに訪問してくれている皆さんは是非AMBER行って欲しいよ、マジで。

パネパネだね。(^_^)∠※PAN!

 

 

さてさて、スイーツもメインになってきたゾ。

チョコが大好きなオレにはたまらない1品だった。(笑)


Abinao 85% chocolate
souffle with brown rum anglaise & cacao sorbet

左側のカップからあふれ出ているのが”ふわっふわ”のこれもチョコ。
うまうまって感じだ。
マジでシアワセ感じるゾ!!!

マジで、AMBERの料理はなっ!
(^-^)v

 

 

この1品も手が込んでいたな、味はモチロンのこと目でも耳でも楽しめるスイーツだった。(笑)
まぁ、いくら文字で表現してもうまく伝わらないので、実際に映像で見てもらおう。

何分、Dinnerの雰囲気に合わせかなり暗いなかで頂いたもんだから、映像が見難くなっとる。
はい、ごめんなさい。
m(__)m

今度までにもっと撮影の知識と腕をみがいてきま~す。

 

 

 

 

そして、最後を飾るPetit fours…

なんとなくFantastic Fourみたいな感じだな。(笑)

 


Petit fours
coffee / tea / infusions

こんな感じ(↓)で紅茶と共に美味しく頂きました。
m(__)m

マカロン、生キャラメル、料理の最初に出てきたヤツとか…

ま~、ともかく美味しいわけさ。
始まりから終わりまで全てよし!!!

普通、コース料理って言ったら1時間半か2時間くらいをみとけばいいと思うけど、9時半から始まったDinnerが終了したのがなんと…12時
Σ( ̄□ ̄;)ナヌッ

 

2時間半だよ、2時間半(笑)
まぁ、そ~だろうな。
あれだけなんとかかろうじて伝わるレベルの英語で世間話までして、日本の震災のコト、原発のコト…
そんだけ話した上で、更に料理の写真は撮るわとるわ…(笑)

 

AMBERスタッフの皆さん、本当に終始ご迷惑をお掛けしました。

m(__)m

 

で、
なんと帰り際にお土産迄頂いちゃいました。(笑)

まぁ~、どこまでLMO & AMBERは至れりつくせりなんでしょうね。

 

 

AMBER BOX…

ごちそうさまでした。

チャンチャン♪

————————————————————————————————————————
[menu by paul froggatt & Richard ekkebus]
[Wine pairing by head sommelier herve pennequin]
————————————————————————————————————————

 

では、一旦ここでLMO編は一区切りとし、次回以降は「ペニンシュラ香港」「100万ドルの夜景」編他に移ります。
まだまだ香港編は続くのですが、またLMOには近いうちにお世話になりますのでお楽しみに。(笑)
m(__)m

 

[お知らせ]

画像はクリックすると拡大表示されます。画像右半分をクリックすると次の画像へ、左半分をクリックすると戻ります。
画像も併せてお楽しみ頂けると嬉しく思います。
また、記事右側のサイドバー「Contents」(Respect Linkの上)より、過去に掲載した記事一覧(目次)が利用できるようになりました。
一覧で表示されるので、ストーリー毎に見つけやすく、お求めの記事にそのままジャンプできます。

 

 

Trackback URL

  1. コメントはまだありません。
  1. トラックバックはまだありません。

*は、必須項目です。

(実名の必要はありません)
(公開されません)