#14-30. 空港で起きたこと..(建物内編)

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 飛行機出発まであと50分..

 

 

 

 突然現れた一人の男性のお陰で、1時間以上時間が短縮されたのは事実..

 とはいえ、その時点でやっと建物内に入れただけのこと。
 それだけの人が押しかけているわけだから、建物内の人口密度は更に高まっているのは言うまでもない。

 

 誰かわからないその男性の案内でぐいぐいと入っていく。

 これは建物の外も中も変わらずだ。
 帰国後PCと相談していてやっと理解できたんだが、たぶんこの人は外国人観光客をターゲットに「空港職員と組んでお金を稼ぐグループの一人」らしい。

 

 私が次に連れていかれたのが第2のセキュリティーチェック..

 ここは、建物の入口とは異なり本当に細かくチェックされた。
 ただ、そこまで行くのにもまたあり得ないくらいの割り込みと本来は封鎖され、職員とかそういう人でないと入ってはいけないルートを使いぐいぐい進む。

 並んでいる列を横切ることも何度もあるわけだが、なぜそれに誰も文句を言わないんだろうと思えるくらい。

 

 私を連れていこうとしている男は、遠くから(たぶん知り合いの[=多分組んで外国人観光客からお金を稼ごうとしている])空港職員を見つけ、手を振り大声を出しそこを目指す。

 相手も私たちを見つけると大声を出し、「あっちから入れ」「ここから荷物を渡せ」「ここの鍵を開けるからこっちに来い」という感じで誘導。
 それが、「毎度の当たり前の出来事だとみんなは理解し、文句を言っても無駄」と考えているのか、「(やり方はかなり強引だが)元々そういうサービスが本来あって、このぐちゃぐちゃにごった返した状況ではらちがあかないということで、空港の職員が外国人観光客を支えるために行っているのを知っている」から文句がでないのか..

 とにかくあの展開に私は一切ついて行くことはできなかった。

 結果的に無事飛行機には乗れたので、彼らのサポートなしに予定通りの出国はあり得なかったわけだが..

 

 まぁ、とりあえず次に向かったのは二度目のセキュリティーチェック。
 ここでも、私を案内している男とまた別の空港職員とのやりとりで「待っている人たちの順番を割り込んで荷物を押し込まれた」わけだ。
 (本来順番を待っていた人は本当にすみません。m(_ _)m)

 X線でチェックする機械にスーツケースを運び込まれるまではとりあえずよかったが、この後も大変だった。

 

 X線検査で荷物を通過させたあと、その技師?が別の空港職員を呼び出し、俺のスーツケースを別の場所に持っていく。
 これはかなり焦った。
 航空券(e-ticket)とパスポートをその時点で突然「出せ」と言われ、出すと同時に没収された。
 この時もかなり焦った。
 何が起きているのかまったくわからなかったからな。

 次に、警察みたいな人がやってきて、「スーツケースに危険物を入れていないか?」と色々と質問攻めにあう。
 モチロンそんなもんは持ち込むわけないので、「あり得ない」「おかしい」と伝えるのだが相手は信じてくれない。

 冷静になって、色々と話を聞いていくと日本から持ち込んだ「変圧器」が爆弾みたいなものと勘違いしていると理解できたわけだ。

 確かに、基盤があって様々な回路が組まれている。
 大きさは手ごろ。(笑)
 考えてみると変圧器はそう勘違いされても仕方のないモノだと理解できた。
 2つも日本から持ってきたし。(笑)

 

 ただ悲しいことに幾ら説明しても理解してもらえなく困ったのを鮮明に覚えている。

 スーツケースから取り出し、実際になんのために使うのか。
 変圧器のパッケージや取扱説明書などを取り出し、細かく説明したが当然と言えば当然かもしれないが、かなり慎重に..
 どちらかと言えばナーバスになってしまうくらいのチェック体制。

 でも、これによって空港内の安全が担保されているのは事実なので、不快には思わなかったが..

 

 最終的に、「これはmade in Japanの商品」だということ。
 (それだと言って絶対に安全だということではないが、意味もなく根拠もなく正当化しようとする俺..)
 「日本製のマッサージ器を海外で使用・充電するために220v→100vに変換しないと使えないので持ってきている」ということ。

 何よりも伝わったのは、「自分は日本人で、日本人はエジプトを愛しそしてその歴史や文化、建造物を心から大切に思い且つ未来永劫価値のあるものだ」とか言い、とりあえず信じてもらうために(必死に)イロイロと伝えていた。w

 

 でも最終的に、その辺が信じてもらえたポイントだと感じた。
 (ホントかどうかわからんが)

 

 最後には「わかった。長い時間わるかった。お前の言うことが真実だと信じるよ。」と言い、取り上げられていたパスポートも戻してくれる。
 本当によかった。
 (ρ_;)

 

 この時点で、出発の30分前を切っていたので本当に焦っていた。
 それは同時にGate openまで10分か15分だということになるわけだ。

 

 セキュリティーチェックを抜け、次にエミレーツのチェックインカウンターに向かうわけだが、そこまでその案内人は付いていてくれた。
 私の荷物を持ち、結構乱雑に扱うがカウンターまでグイグイ連れていく。

 そこから1分でカウンターに連れていかれ、なんとか無事チェックインすることができた。

 

 しかし、これで安心はできなかった。
 カウンターから50mほどしか離れていないところに出国審査があるわけだけど、そこ「も」超激混み..
 (ρ_;)

 あ~、無理だとほとんど諦めた感じだった。

 

 空港の外で私を広いぐいぐい案内してくれた男性は、ここでお別れとなった。

 たぶん、7~8回くらいだと思うが小刻みに「Give me money」を繰り返し要求され結果的に幾ら彼に支払ったんだろう?
 でも、彼が居てそれで初めて出国の25分前に出国審査待ちの列に並ぶことができたわけだから彼が居なかったらNo showで終わっていたに違いない。

 正直ぞっとするな。

 

 

 でも、出国審査待ちでタイムリミットを迎えてしまったら.. と考えると心臓がドキドキ・ズキズキとかなり痛んだわけだがあとは運を信じるしかなかった。

 そこから10分ほど待っていたら、今まで無人だった出国審査のゲートが2つopenになり一気に人が流れるようになった。

 結果、私が出国審査を通過し、ゲートに到着できたのが出発の15分前。

 奇跡に近いと正直思った。

 

 

 こんな感じだったから、当然インビをもらったラウンジなんて行くどころか写真を撮るだけの時間的余裕すらない。
 嬉しいことに出国審査の場所から50~60m先の場所が搭乗Gateだったのも大変有難かった。
 また、当然と言えば当然だが搭乗ゲートに入る直前でも、ゲートごとに手荷物検査が行われておりそこでも長蛇の列..

 ほんと10分前にゲート前に着けたのは信じられないくらいだ。

 

 Gate openの時間は過ぎていたが、私だけでなく他の乗客も全然遅れていて寧ろ搭乗者全体の中でも初めの方。(笑)

 無事、沖止めの飛行機に向かうためのバスに乗り込み、機内に入ることができた。
 結果的に、彼には感謝するしかないということか..

 本当は利用してはいけないサービスだったのかもしれない。
 帰国してから色々な人と話すとそう強く思えるものだったと思う。

 ただ、1万数千円のチップによって定時刻に間に合うことができたわけで本当に嬉しかった。

 

 最終的に、飛行機が飛び立ったわけだがBusiness class全体の6割か多くて7割しか席は埋まっていない。
 ということは、他の人はNo showで終わったということなんだろうな。

 恐ろしや~..


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  1. LET
    2016 年 12 月 22 日 23:36 | #1

    Yuzo 様、ご無沙汰しております。

    空港に着いてから搭乗するまで、大変な思いをされたようですが、無事間に合って何よりです。強運の持ち主ですね。

    この後の記事は安心して読むことが出来ると思いますので楽しみにしています。

  2. Yuzo
    2016 年 12 月 26 日 22:08 | #2

    Let様.. お久しぶりです。

     訪問ありがとうございます。
     今回の旅では、本当にいままで経験したことのない想定外の出来事が沢山ありました。
     本当に無事飛行機に乗り込めたのは運がよかったと思います。

     もし、これが誰かツレがいたとなるともしかしたら乗り遅れていたのかもしれません。
     本当に一人でよかったと思いました。

     今後の展開は、なかなか気に入ってもらえると思いますよ。
     楽しみにしていてください。

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